ソーシャルビジネスとは
ここでは、ソーシャルビジネスという言葉自体をご存じでない方向けに解説しています。
ソーシャルビジネスとは一体どのようなものでしょうか?
少子化高齢化、育児・教育問題、引きこもり・ニート支援、障がい者支援、環境保護、貧困問題、地域コミュニティ再開発など、解決されなければならない社会的課題をビジネスの手法で解決していく活動のことです。
以前であれば、上述のような課題の解決は、国や地方自治体、ボランティアが担ってきました。ただ、時代の変遷と共に、様々な社会的課題が顕在化そして複雑化し、従来の取り組みでは解決が難しくなっています。
そのため、社会的課題を解決する新たな手法として近年注目されているのがソーシャルビジネスです。
ソーシャルビジネスの概要
政府広報オンラインによると、ソーシャルビジネスを次のように定義しています。
(1)社会性
現在解決が求められる社会的課題に取り組むことを事業活動のミッションとすること
<社会的課題の例>
環境問題、貧困問題、少子高齢化、人口の都市への集中、ライフスタイルや就労環境の変化等に伴う高齢者・障害者の介護・福祉、子育て支援、青少年・生涯教育、まちづくり・まちおこし など
(2)事業性
(1)のミッションをビジネスの形にし、継続的に事業を進めていくこと
(3)革新性
新しい社会的商品・サービスやそれを提供するための仕組みを開発したり、新しい社会的価値を創出したりすること
(地域課題の解決に取り組む「コミュニティビジネス」は、ソーシャルビジネスのうち、より地域性のあるもの。)
ソーシャルビジネスの現状
ソーシャルビジネスの認知度はどうでしょうか?
2008年4月経済産業省取り纏めの「ソーシャルビジネス研究会報告書」によりますと、その認知度は非常に低く、有効回答1,000人のうち、「思いつかない」が836人にも上っています。
ソーシャルビジネスに関わる方々への支援
ソーシャルビジネスに関わる方々(NPO法人・市民団体・地域企業など)への困りごとや課題の解決を助けて、自立を支援することを目的として、そーしゃえるビジネス支援協会を設立しました。
貴社の事業の1ピースとなる様、主にIT面やコスト削減、周辺業務の支援や、一般企業のCSR支援、コミュニティビジネス・ソーシャルビジネスのご相談・立ち上げ支援を行ってまいります。